インバウンド旅客の急増やデジタル化で構造変化が進む観光業界に向け、新たな学びの場となるオンラインサロン「TourismForward(ツーリズムフォワード)」が2025年12月5日にスタートします。月額会費は1,000円(税込)で、アドベンチャーツーリズム・アカデミーの受講生・修了生は無料で参加できます。

運営は、日本アドベンチャーツーリズム協議会(JATO)がJAL、JTBと共同で展開する「アドベンチャーツーリズム・アカデミー(ATA)」の一環です。国内外の観光トレンドを扱う30分程度の専門動画を月2回配信し、会員はアーカイブをいつでも視聴可能です。メールマガジンや不定期のライブ配信、オンラインディスカッションも行い、観光事業者や自治体、学生、起業希望者など幅広い層の交流を促します。

初回動画のテーマは、体験中の高い集中状態を示す「フロー理論」で、観光アクティビティの満足度を高める指標として紹介します。続く回では「歩く旅」の国際トレンドや、即完売ツアー造成の事例など、実務に直結する内容を予定しています。薄利多売やオーバーツーリズムから、高付加価値で持続可能な観光モデルへの転換が課題となる中、同サロンが知見共有と人材育成の拠点となれるかが注目されます。

source: PR TIMES

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